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広報パーソンが考える自身のターニングポイント

居住者やメディアの声を聞き事業に活かす 防音賃貸マンションを提供するリブランの広報術

戸口木綿子氏(リブラン)

様々な業務に向き合う広報パーソンは、“広報”をどのようにとらえ、どこに魅力を感じているのか。自身の転機を踏まえながら、広報観について聞く。

防音賃貸や自然素材のリノベーション、新築マンションや戸建を扱う不動産企業のリブランで宣伝部の課長として部下をマネジメントしながら広報業務も担っている戸口木綿子氏。

同社の顧客は「賃貸契約を検討している人」と「マンションを建てたい人(オーナー)」の双方。それぞれ求める情報や魅力に感じる内容が異なるため、情報発信の際やメディアリレーションにおいては、どちらに向けてどのメディアで何を発信するか戦略を立てているという。

コロナ下に広報活動を開始

戸口氏には音大の声楽科を卒業し、オペラ歌手としてイベントなどで歌唱するという一面も。リブランでは、24時間楽器の演奏が可能な防音賃貸マンション「ミュージション」を開発・販売しており、同氏は自身が持つ全てのスキル・人脈・アイデアを活かせると考え、営業職として2013年に入社。その後、宣伝部に異動し、広告出稿などの宣伝業務に携わっていた。

従来は現地での看板や電車内の交通広告、チラシなどで物件の情報を発信していたリブランだが、コロナ禍で人々の外出が減ったことから、オウンドメディアや…

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「持たない、捨てない社会」の実現を目指し既存の枠にとらわれない広報活動を推進
従業員の企業ビジョンへの共感を重視しインターナルコミュニケーションに注力
経営戦略と広報戦略はイコール 社会に対するアクションを生み出したい
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