メール受信設定のご確認をお願いいたします。

AdverTimes.からのメールを受信できていない場合は、
下記から受信設定の確認方法をご覧いただけます。

×

フジテレビとポーラが冷凍食品を共同開発 ストーリー伝え、共感醸成狙う

share

フジテレビがポーラとコラボし、美の食材にこだわった冷凍宅食惣菜「わたしのための、BIDISH。」を開発した。2月20日から「BIDISH」公式サイトにて順次販売する。

「BIDISH」は2023年7月にポーラの新規事業として始まった冷凍宅食惣菜。今回の「わたしのための、BIDISH。」では、フジテレビがポーラと共同でメニュー開発・販売を行う。忙しい人々のリアルな声をメニューに落とし込むことを目指した。


写真 実データ BIDISH専用のECサイト
商品の開発にかかった期間は6カ月以上。BIDISH専用のECサイトにてセット販売を予定している。

コラボレーションメニュー開発に携わったのはフジテレビ社員5名。秋元優里(IPプロデュース部)、椿原慶子(アナウンス室)、奥山未季子(情報制作センター)、竹俣紅(アナウンス室)、齊藤未來(バラエティ制作部)が仕事や家庭で抱える課題を話し合い、それらを「食」を通じて解決するためにはどうすればよいかと、メニュー開発に取り組んだ。


写真 実データ それぞれのメニューと開発を担当した社員
それぞれのメニューと開発を担当した社員。

今回開発されたメニューには味や食感だけではなく、「どんな時に幸せを感じるか」「何を食べるとほっとするか」といった社員それぞれが持つ「食」への思いも反映。「肌の調子をよくするために足りない栄養素は何か」などもポーラの専門家に相談しながら開発を進めたという。

販売を行うBIDISH専用のECサイトでは、商品が購入できるだけでなく、メニュー開発者の社員が「理想の食事」や「商品へのこだわり」について話す動画も公開。商品が持つ味や彩り、栄養素以外にも、各商品の開発者の思いやストーリーが伝わる設計となっている。

「わたしのための、BIDISH。」担当者は、若手や子育て中など多様な女性社員に集まってもらうことを意識して、この5人を選んだと話す。

「一般消費者が開発者に対して共感を抱きやすいよう、アナウンサーだけでなく番組制作担当、ビジネス担当も採用し、開発者の働き方や考え方の多様性を重視しました。今後は自動販売機での販売のほか、様々な店舗・百貨店での販売なども考えています。また第2弾では、各種番組やイベントとの連動ができたら面白いのではという声が挙がっています。メニューそのものの活用はもちろん、女性社員5人に焦点を当てた展開なども構想しています」(「わたしのための、BIDISH。」担当者)。

advertimes_endmark