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アクティベーションツール

いよいよ身近になった、AIによる接客

向坂文宏(桜美林大学)

販促に欠かせないツール・手法ごとに毎号、活用アイデアが抜きんでた例を紹介。各領域の“目利き”である専門家が選んだ事例と分析を、次なる企画のヒントに。

    POP

    セントマティック/KAORIUM for Sake

ChatGPTを始めとする生成AIの登場で、様々な分野で新たな技術革新が起ころうとしている。店頭ツールも例外でなく、サイネージに表示されたCGのキャラクターとChatGPTを連携させ、自動で店頭での接客対応を行う実証実験も始まっている。コロナ禍より加速してきた店頭DXの流れは、まだまだ続きそうだ。

例えば、サイネージを使用したCGキャラクターによる接客の先駆けであるティファナ・ドットコム「AIさくらさん」は、2017年頃よりサービスを開始し、今では多くの商業施設やJRの駅などで活躍している。

また、試着をしたメガネの似合い度を判定してくれるJINSの「JINS BRAIN」、来店客に最適な電気シェーバーを提案してくれるパナソニックの「ラムダッシュ レコメンドエンド什器」、買い物客へパーソナライズされたアイシャドウが出てくるカネボウ化粧品の「KATE iCON BOX」など、AIの活躍の場はますます拡大。今回は、さらに身近になったAIを活用した店頭ツールを紹介する。

AIがスムーズにアシスト

セントマティックの「KAORIUM for Sake」は、日本酒を取り扱う量販店や飲食店向けの...

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