本企画では、テレビ番組で放送されたお店や企業の情報から、マーケティングや販促といったテーマで役だつ内容をピックアップして紹介していきます。

AKOMEYA TOKYO神楽坂店

(日本テレビ「ヒルナンデス！」6月15日放送)

ご飯のお供をはじめ、甘酒や調味料など米を原料とした商品を扱うショップ。店舗にもよるが取り扱いは2000品を超える。近年、店舗数が増加しており、直近1年間だけでも5店舗が新規開店した。ご飯のお供や調味料だけでなく、味噌汁などの汁ものやキッチン道具などお米に関連のある確かな品揃えが人気の理由だ。美容に関連するものも販売している。自宅用としても贈答品としても利用しやすく、お米の食べ比べなどセット販売された商品も多い。米を主食とすることの多い日本の家庭が、日常的に選びやすい商品ばかりだ。だからこそ支持を受け店舗数増加に繋がっているのかもしれない。

・AKOMEYA TOKYO神楽坂店
https://www.akomeya.jp/shop/default.aspx
東京都新宿区矢来町67

いかめし阿部商店

(日本テレビ「news every.」6月15日放送)

阿部商店が1941年に考案した「いかめし」が町の名物品となり、駅弁でも定評を得るようになった。主に催事で出店し販売。2020年に3代目社長が就任して以降、オンラインでの販売やレトルト品や丼ものへのアレンジなど商品開発を実施し販路を拡大している。大手コンビニとのコラボも実現するなど人の目に触れる機会が急増しているともいえる。ある冬の催事場での駅弁大会では新作の「いかめしどんぶり」が連日完売したとのこと。「いかめし」という1つの商品を大切に守りつつ、アレンジ品やコラボ品などで認知度を高める工夫が実績につながっている一例といえる。

・いかめし阿部商店
https://ikameshi.co.jp/
北海道茅部郡森町御幸町112

DAL-MATTO

（TBS「ラヴィット！」6月15日放送)

六本木や西麻布などの港区を中心とするイタリアン料理店。旬の食材を契約農家や市場から集め、料理で提供している。なかでも「旬のフルーツの冷製パスタ」は冷製ながら年間で味わうことができ、使用する果物も季節に応じて変えている。イチゴや桃、サクランボを主としたパスタが他では類を見ないとして好評だ。スイーツとして選ばれやすい果物をあえてパスタとして提供しており、好奇心をくすぐられる。女子会や記念日での利用に適した店内の雰囲気と合わさって、時期によって異なる果物の料理を味わいたいというリピーターを獲得している店舗だ。

・DAL-MATTO
https://www.dal-matto.com/
東京都港区西麻布1-10-8第２大晃ビルB1F