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チラシDX!「データドリブン・ポスティング」の最前線

データドリブンマーケティングで地域に合わせた物件を訴求

タカラレーベン

地域の特性に合わせた物件開発に注力している不動産総合デベロッパー「タカラレーベン」では、地域に根差した販売促進のプロモーションに力を入れているという。そんな同社が行うポスティングには、物件とエリアの特性を主軸とした戦術があった。

新築分譲マンション事業をメインとするタカラレーベン。業界の中でも営業力に強みを持つことで知られる同社では、現場の販売営業責任者もセールスプロモーションの戦略立案に携わっている。

商品開発と一体の販促

「現場の販売員の声を知る責任者が、担当するエリアや商品の強みに合わせた企画を持ってプロモーション施策を考えてくれています。一言で表すなら『製販一体』の戦略をモットーにしています」と同社マンション事業本部の金光泰成氏は話す。

同社では、その地域が抱える課題の解決を目指しながら商品開発を行っている。そのため「雪かきが軽減できる」「地震に強い」といった物件に求められるニーズや特徴が明確になり、チラシなどの販促物もそのニーズに合わせた内容で製作している(ポイント)という。

継続するか、単発か

ポスティングを廃止する不動産会社も多い中、同社ではなぜ続けているのか。金光氏は、紙でのポスティングを行うか、ほかの広告手法でアプローチをするのかという配分を、データを活用したエリア特性の把握によって調整できていることが理由であると続ける。例えば、都心から離れた...

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