販促の工夫で繁盛!情報番組で話題になった注目のお店まとめ(6月7日版)

本企画では、テレビ番組で放送されたお店や企業の情報から、マーケティングや販促といったテーマで役だつ内容をピックアップして紹介していきます。

WithGreen

(TBS「ひるおび」5月25日放送)

『2010年に比べ、2022年のサラダへの消費支出はおよそ倍になった』という家計調査結果が総務省から公表された。現在、様々な世代の様々なニーズに合わせて、サラダに関する販売方法や専門店などが増えているという。2016年に開業したWithGreenはコロナ禍においても売り上げが上昇し続けたというサラダボウル専門店だ。コロナ禍前と比較をしても3倍以上、利用者が増えているという。メニューから決まったサラダを選ぶか、自身で野菜を組み合わせてサラダを注文することができる。好き嫌いやその時の気分を考慮できるのは利用者にとってメリットだ。また、10種類以上のドレッシング、肉や卵、玄米などのトッピング類も自由に選ぶことができる。「1つのボウルで主食となるサラダ」をコンセプトとしている。「自分では思いつかない組み合わせばかりで、日々の料理にも参考にしたい」という感想を持つ利用者もいるほどだ。健康のためだけでなく、食を楽しむという点でもリピーターを獲得しているのではないだろうか。

・WithGreen 神楽坂店
https://withgreen.club/
東京都新宿区神楽坂3-2 桐信エステートビル2F

 

居酒屋食堂なじみ

(フジテレビ「イット!」5月25日放送)

千葉県袖ケ浦市の田園風景が広がる地域で営まれている食堂。駅から公共交通機関を利用すると時間がかかる立地だが、昼時には行列ができる人気店だ。低価格でボリュームのあるメニューに定評がある。ハンバーグが乗っていても不思議ではない大きさの鉄板に盛られた豚キムチや、石鍋にぐつぐつと煮込まれたマーボー豆腐など、お腹が満たされるボリュームとなっている。その中でも並んでも食べたいと思われるメニューが「のぼり鶏天丼」。1日15食限定のメニューだ。鶏天ぷらやアジのてんぷらが盛り付けられており、その高さは約15センチとなっている。“そびえたつ”という表現が思い浮かぶほど迫力のある天丼だ。1000円という価格も人気を支えている。時間がかかっても行きたい、また利用したいと思われる要因には、量や価格など利用者の満足感を満たすメニュー作りがあるのだろう。

・居酒屋食堂なじみ
https://www.instagram.com/najimi5833/
千葉県袖ヶ浦市下泉574-1

 

Kuradashi たまプラーザテラス店

(日本テレビ「news every.」5月25日放送)

賞味期限などが近く、通常の流通ルートでは販売困難なものを安価で販売するショッピングサイトを運営する「Kuradashi」の初の常設店舗だ。店内には95%オフや86%オフなど割引率の大きい商品が並んでいる。ショッピングサイトではこうした商品の単品購入はできず、セットでの販売となっている。しかし、店舗では1個単位で購入が可能だ。必要な量だけ安価に購入できる仕様は、サイト利用者にもKuradashiを初めて利用する人にとっても手軽だ。また、店舗での販売の利点として、購入後に配送などの待ち時間が発生しないことがある。そのためサイトより期限が近い商品をより安く購入できるという。さらに購入金額の一部は社会貢献団体に寄付できる仕組みとなっており、寄付先も購入者が選べる。安い商品だから買うというだけではなく、購入者の行動がフードロスの解消や社会貢献につながっていることを実感できるサービスである。販売方法の工夫で利用者の増加、過剰な廃棄の防止に取り組む店舗となっている。

・Kuradashi たまプラーザテラス店
https://kuradashi.jp/
神奈川県横浜市青葉区美しが丘1-1-2たまプラーザテラスGATE PLAZA1F

 

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