販促の工夫で繁盛!情報番組で話題になった注目のお店まとめ(5月23日版)

本企画では、テレビ番組で放送されたお店や企業の情報から、マーケティングや販促といったテーマで役だつ内容をピックアップして紹介していきます。

夢菓房たから 春日本店

(TBSテレビ『プチブランチ』5月17日放送)

「羊羹×ドライフルーツ」や「わらび餅×バームクーヘン」など、定番和菓子に、意外なものを組み合わせた「ネオ和菓子」と呼ばれる新感覚スイーツが注目を集めている。香川県にある創業87年の「夢菓房たから」では、店の看板スイーツであるいちご大福をアレンジした商品が人気だ。ジャムを入れるような手のひらサイズのビンの中央にいちご大福を配し、底にどら焼きの皮、周りに宮崎県産アップルマンゴーとたっぷりの生クリームをギュウギュウに詰めた。DAIFUKU Cake宮崎マンゴー&いちご(2個入り1,750円)。和菓子らしく毎朝ひとつひとつ丁寧に作られる。既成概念を飛び越えた発想がヒットにつながっている。

・夢菓房たから
https://e-takara.jp/
香川県高松市春日町214番地

 

横須賀海軍カレー本舗

(フジテレビ『ノンストップ!』5月17日放送)

神奈川県横須賀市の名物料理といえば海軍カレーが挙げられる。もとは明治時代にイギリスから伝わった。当時、旧日本海軍が発行した『海軍割烹術参考書』に材料や調理工程が細かく記載されている。例えば「にんじんとじゃがいもをさいの目のごとく細かく切り」や「カレイ粉を入れ薄くとろろの如く溶かし」などの本文の文章からは、豪快な海軍食のイメージではなく手の込んだ繊細なメニューだったことが伺える。そのレシピを忠実に再現したものを食べられるのが「横須賀海軍カレー本舗」の2階レストランだ。さらに1階では現代の海上自衛隊カレーの各軍艦別レトルト商品がずらり並んでいる。カレー好きと自衛隊マニア、双方向からの集客に成功している。

・横須賀海軍カレー本舗
https://yokosuka-curry.com/
神奈川県横須賀市若松町1-11-8 YYポート横須賀

 

回転寿司すし丸 潮見店

(フジテレビ『イット!』5月17日放送)

「回転寿司すし丸 潮見店」は大手回転寿司チェーンとは異なる魅力を打ち出している。22店舗のうちほとんどが西日本にあり、首都圏には東京都江東区の潮見店のみだ。拠点が関西にあるおかげで、この潮見店でも瀬戸内海の地魚が味わえる。例えば「チヌ」は黒鯛のことで、西日本では定番の寿司だが関東の寿司屋では珍しい。また西日本で「ままかり」と呼ばれるニシン科の寿司も同様だ。親子で来店した男性は関東では見たことのないネタに興味津々だ。別の女性客は大阪の出身で、かつて慣れ親しんだネタが東京で食べられて嬉しい、と話す。全国通年で流通している寿司だけでなく、旬の味や他の地域の味を安価に楽しめるのがこの店の魅力だ。

・回転寿司すし丸
http://susi-maru.co.jp/index.html
東京都江東区潮見2-8-4 セクトール潮見1F

 

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