販促の工夫で繁盛!情報番組で話題になった注目のお店まとめ(5月22日版)

本企画では、テレビ番組で放送されたお店や企業の情報から、マーケティングや販促といったテーマで役だつ内容をピックアップして紹介していきます。

夷川餃子 なかじま 団栗店

(TBS「ラヴィット」5月15日放送)

「サウナで汗を流した後の、湯上がりの餃子とビールはサイコー!」――そんなシンプルな欲求から生まれた餃子と銭湯という異色の組み合わせで大人気の「夷川餃子 なかじま 団栗店」。店の奥にあるサウナ付きの貸し切り銭湯は、水風呂や露天風呂まで付いていて、いつも予約で一杯。メインの餃子の方も、フレンチ(ニンニク抜き)、ディープ(ニンニク入り)、スーパーディープ(ニンニク1.5倍)、揚げ餃子、茹で餃子の5種類を取り揃え、お好みに合わせて選べる。餃子とビールとサウナ、定番の組み合わせだが、それをひとつの店舗にまとめて楽しんでもらおうという発想が新鮮だ。京都観光の合間に一息入れるのにも、ちょうどいいかもしれない。

・夷川餃子 なかじま 
https://www.nakajimagyoza.com/
京都市東山区団栗通大和大路西入六軒町206-1

 

トーキョーアジフライ

(日本テレビ「Day Day」5月15日放送)

最近、アジフライの専門店が秘かなブームになっているという。中でも人気なのが、店名そのままの「トーキョーアジフライ」。毎日、昼過ぎには完売する看板メニューの「手仕込みアジフライ定食」は絶品。長崎県松浦市名産のアジ丸ごと1尾を4枚のアジフライに仕上げる。薄塩で一晩寝かせ、きめ細かいパン粉をまぶして170度の高温で1分揚げると、アジ本来の旨味が引き出され、ふわふわの食感が生まれる。味付けは9種類の調味料(ウスターソース・九州しょうゆ、しょうゆ、パルメザンチーズ・塩・タルタルソース・大根おろし&わさび・卵黄のしょうゆ漬け・荏胡麻のニンニクしょうゆ漬け)の順列組み合わせで無限大。顧客を飽きさせず、何度も食べたくなる工夫が凝らされている。おすすめの組み合わせは、ほかほかの御飯の上にアジフライと卵黄のしょうゆ漬けを乗せてパルメザンチーズをまぶしたアジフライTKG(卵かけ御飯)だとか。あえてアジフライ一択に絞り込んだ、徹底した研究に基づく商品開発が実を結んでいると言えよう。

・トーキョーアジフライ 
https://twitter.com/tokyoajifry
東京都千代田区九段南3-8-10 ACN九段南ビル B1F

 

クリスピークリームドーナツ 東京国際フォーラム店

(日本テレビ「ヒルナンデス」5月15日放送)

2006年に日本上陸以来、国内64店舗と順調に事業を拡大してきた「クリスピークリームドーナツ」。成功の秘訣は第一に、時代の変化に敏感に対応してきたこと。他店に先駆けてテイクアウト専門店を立ち上げ、デリバリーサービスを拡大してきたことが、結果的にコロナ禍を乗り切る強みとなった。第二に、食品スーパーにキャビネットを配置し、店舗に行かなくても手軽に購入できる体制を整えたこと。顧客の利便性を第一に考えた戦略が功を奏した。チェーン店だが、各店舗のオリジナルメニューも充実。2022年8月にオープンした国内最大級の東京国際フォーラム店では、アイスとフローズンとホイップクリームを贅沢にトッピングしたストロベリーマウンテンを、夏に向けての独自メニューとして売り出し中。常に進取の気性を失わない姿勢が躍進を支えている。

・クリスピークリームドーナツ 東京国際フォーラム店
https://krispykreme.jp/store/tokyo/tokyointernationalforum.html
東京都千代田区丸の内3-5-1 Bブロック1階

 

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