販促の工夫で繁盛!情報番組で話題になった注目のお店まとめ(5月14日版)

本企画では、テレビ番組で放送されたお店や企業の情報から、マーケティングや販促といったテーマで役だつ内容をピックアップして紹介していきます。

中華そば 多賀野

(日本テレビ「every.」4月24日放送)

荏原中延の駅前にある「中華そば 多賀野」は創業27年、昼食時の3時間(11:30~14:30)のみの営業で、毎日長蛇の行列ができる名店だ。一番人気の中華そばは、秋田の比内地鶏と4種類の煮干しを掛け合わせたダシにオリジナルの醤油ダレを合わせた特製スープが魅力。体に染み込む旨さで、スープを残さず飲み干す人が続出。海藻を練り込んだ自家製の麺に加えて、チャーシューやメンマまでが自家製という。他にもゴマの辛いそばや豚と鴨のつけそばなど、独創的なオリジナルメニューが多数。「おいしいものを作るために手間を惜しまない」のが、店主の高野多賀子さんの信条だという。徹底した味の追求とお客さんファーストの経営姿勢で、多くの常連客を引きつけてきた。店主の厳しい指導を受けて修業した弟子たちが開業した店には、多賀野の常連客たちが駆けつけ、たちまち行列店になるという。味の継承だけでなく心意気の継承までが行き届く、後世に残したい食の文化遺産のひとつだと言えよう。

・中華そば 多賀野 
https://taganosoba.jimdofree.com/ 
東京都品川区中延2-15-10

 

牛牛 麻布十番店

(フジテレビ「ぽかぽか」4月24日放送)

麻布十番商店街を抜けた閑静な住宅街にひっそりとたたずむ「牛牛 麻布十番店」。西麻布の本店とともに、厳選された黒毛和牛の焼き肉や肉刺し、生ユッケなどの美食を、ゴージャスな雰囲気の空間で提供する人気店である。最近のおすすめメニューは、特大のタンにアボガドを重ね、サルサソースとオニオンマヨネーズで味付けしたミニサイズの牛牛バーガー。小さいながらもボリュームたっぷり、口の中でとろけるジューシーな味わいで、手に取って食べやすいお手軽な高級感がウケている。タンとアボガド、サルサソースとオニオンマヨネーズという、食材や調味料の意外な組み合わせに加えて、美食とハンバーガーという組み合わせの妙が、新たな客層の開拓に一役買っているようだ。

・牛牛 麻布十番店 
https://www.gyu-gyu.com/azabujyuban/
東京港区元麻布1-2-2ヒルポイント元麻布B1F

 

東久留米卸売市場

(TBS「Nスタ」4月24日放送)

業者だけでなく一般客も歓迎の「東久留米卸売市場」。月に数回行われる特売日には早朝から多くの人々がつめかける。魅力は何といってもその安さ。段ボール箱に入った山積みの商品が次々と叩き売られていく。豚ロースが10枚540円、白菜が段ボール1箱216円、8箱なら1000円と破格の値段。市場ならではの価格交渉も魅力だ。気前の良い売り手に当たれば、箱単位でおまけをつけてくれることも。300台のキャパを持つ無料駐車場、段差なしのバリアフリー仕様、車椅子の貸し出しサービスやおむつ交換台つきのトイレなど、ハンディキャップのある人や家族連れにも優しい造りになっているのも嬉しい。市場の底力を感じさせてくれるパワフルなユニバーサルマーケットである。

・東久留米卸売市場 
https://tokutoku-ichiba.or.jp/
東京都東久留米市下里5-12-12

 

関連カテゴリー記事