本企画では、テレビ番組で放送されたお店や企業の情報から、マーケティングや販促といったテーマで役だつ内容をピックアップして紹介していきます。
つじ半 日本橋本店
(日本テレビ「ZIP!」4月6日放送)
長い時は4時間近く並ばないと食べることができない海鮮丼店。日本人も訪れる中、行列を作る大半の人は、外国からの観光客だという。いくら、まぐろを中心としたメニューが多く、物によってはウニが乗った丼を味わうこともできる。外国人から見て、海鮮丼もさることながら締めの一品が珍しいということも足を運ぶ理由の1つだ。それが、トッピングを追加し「鯛出汁」をご飯にかけて食べること。あえてメニューに記載はせず、足を運んだ人だけが知っている楽しみ方に特別感がある。行列の長さに「また今度」と断念されないよう、店舗側も客が外で並んでいる段階でメニューを確認したり、入店した後は速やかに配膳を行ったりなど工夫をしているようだ。
・つじ半 日本橋本店
https://www.tsujihan-jp.com/
東京都中央区日本橋3-1-15久栄ビル 1F
五ノ神製作所
(TBS「ラヴィット!」4月6日放送)
「海老を飲んでみませんか」という一言が添えられている公式サイト。その言葉通り、まるでビスクのような濃厚な海老のスープが好評となっているラーメン店だ。メニューの半分以上を「海老」が占めている。中にはトマトや味噌などのアレンジの利いたメニューもあるが、店のこだわりが一目でわかる店舗だ。だからこそ、またこの味を食べたいというリピーターが生まれやすいのだろう。トッピングやサイドメニューもバジルやチーズなど海老に合うものを重視している内容が多い。店の一押しが分かることは客側にも印象に残りやすいのではないだろうか。最寄りの新宿駅駅から徒歩4分の場に位置しており、少し歩く必要がある。とはいえ、20名近くが店頭に並ぶこともあるリピーターを獲得している店である。
・五ノ神製作所
https://gonokamiseisakusho.com/shinjyuku.html
東京都渋谷区千駄ヶ谷5-33-16
よし川
(TBS「ひるおび」4月6日放送)
駿河湾の桜エビの初漁が、前年の2022年と比べて約40倍の漁獲量となった。創業68年の地魚料理の老舗「よし川」では、桜エビをふんだんに使用したメニューを提供しているという。定食やコースメニュー、仕出しの品にも桜エビが使われている。初漁の日は特に店内が賑わったようだ。大漁との情報を聞き、「桜エビを食べたい」と思って足を運んだ人が多くいる。つまり、地元で暮らす人に「桜エビ」といえばこの店と認知されているといえる。店内はカウンターやテーブル席だけでなく、個室もある。ランチだけでなく会食やお祝い事や法事など様々な場面で利用できる。地域に根差した店づくりとなっている。
・よし川
https://www.unagi-yoshikawa.com/
静岡県静岡市清水区蒲原3-5-18