本企画では、テレビ番組で放送されたお店や企業の情報から、マーケティングや販促といったテーマで役だつ内容をピックアップして紹介していきます。
信楽陶芸村 のぼり窯カフェ
(関西テレビ「よ〜いドン!」4月4日放送)
信楽陶芸村は、滋賀県の老舗窯元「忠左衛門窯」が営んでいる体験型施設。100年以上の歴史を持つ窯元が誇るのは、創業当時から存在する大きなのぼり窯だ。現在は使われていないが、当時は1300度の温度で陶器を焼成していたという。直火にさらされた内壁は、赤褐色に変化。のぼり窯カフェでは、その壁を間近で見られる。食器にはオリジナルの器も使用されており、窯元のオリジナリティも打ち出している。他では味わえないロケーションで喫茶体験をできることから、連日混雑するほどの人気ぶりとなった。
・信楽陶芸村 のぼり窯カフェ
https://tougeimura.jp/
滋賀県甲賀市信楽町長野1131
une cafe
(読売テレビ「かんさい情報ネットten.」4月4日放送)
大阪府都島区に位置するune cafe(ユネカフェ)。昨年オープンしたばかりの韓国カフェだが、Instagramのフォロワーはすでに3600人にのぼる。une cafeが他と違うところは、ピクニックセットを貸し出ししている点だ。バスケット・ミニテーブル・シート・鏡・フェイクブック・チューリップの6点を、2時間1,000円で借りられる。釜山では海辺でのピクニックが流行っており、そのトレンドをいちはやく取り入れたという。une cafeの近くには「大阪ふれあいの水辺」があるため、ピクニック客のほとんどが、砂の上での撮影を楽しんでいる。
・une cafe(ユネカフェ)
https://www.instagram.com/une_cafe/
大阪府大阪市都島区中野町4-5-3 clapsビル 1F
日本文化体験 庵an京都
(朝日放送テレビ「newsおかえり」4月4日放送)
庵an京都は、「日本文化の敷居をなくす」ことをミッションに掲げる文化体験施設。コロナ禍に入る前の2019年よりも、訪れる人が増えたという。主な顧客層は、ヨーロッパを中心とした外国人観光客だ。茶道文化・花街文化・日本文化の3軸で体験サービスを展開している。外国人観光客に特に人気なのは、花街文化体験だ。その理由の1つに、舞妓さんと一緒に踊りやお点前体験ができることが挙げられる。「手軽に楽しめて、かつ思い出に残る体験をしたい」と考える観光客にとって、このサービスがマッチした。
・日本文化体験 庵an京都
https://kyoto.nipponbunkan.com/
京都府京都市下京区万寿寺町135 ベルクからすま2階