本企画では、テレビ番組で放送されたお店や企業の情報から、マーケティングや販促といったテーマで役だつ内容をピックアップして紹介していきます。

アントワープセントラル

（日本テレビ「バゲット」2月23日放送)

東京駅直結の商業ビルTOKIA内にあるベルギービールとドイツ料理の専門店。本場ベルギーのビールを最大で10種類取り扱い、最高のコンディションで管理されたドラフトと希少なものまでラインナップされたボトルを用意している。2年前には樽生ベルギービール5種飲み放題のプランを開始したり、曜日限定の飲み放題プランを設けたりしている。オフィス街に近い店舗であることから、ビール好きだけではなく、仕事帰りの一杯を楽しむ客層の心を掴む取り組みといえる。テラス席を含めて130席ある開放的なつくりだ。季節によってはテラスで外の空気を感じながらお酒を楽しむことができる。お酒にこだわりがあることと店内が広いことで、大人数での集まりや結婚式の二次会利用などでも利用者は候補にしやすい。日常にも、特別な時にも選ばれる特徴を持った店舗である。

・アントワープセントラル(Antwerp Central)
https://belgianbrasseriecourt.jp/shop/antwerp_central/
東京都千代田区丸の内2-7-3　東京ビル“TOKIA”B1F

回転寿司たいせい府中本店

（日本テレビ「news every.」2月23日放送)

東京都の西部に５つの店舗を構える回転寿司店。創業から約45年経つこの店には、新規客はもちろん10数年前から通っているというリピーターも多い。店内は、回転レールの真ん中に職人が立ち、ひとつひとつ寿司を握って客のもとへと運ぶ形式となっている。つまり、職人が接客も行うことがある。この店舗はその機会を活かした取り組みが、リピーター獲得に繋がっている。たとえば、常連客がよく頼むメニューを覚えること。時には、客が座った時点で握り始めるというほど、しっかり記憶をする。なるべく客を待たすことがないようにという配慮を感じる取り組みだ。他にも、客の味の好みを覚えたり、おすすめの食べ方の提案を行ったりもするようだ。来店者とコミュニケーションをとり、関係を深めることで、相手が心地よいと思うサービスを提供する。そうした小さな積み重ねが常連客獲得に繋がっているといえる。

・回転寿司たいせい府中本店
http://kaitensushi-taisei.com/
東京都府中市宮町1－100　ル・シーニュ1F