世界 120 ヶ国で子ども支援活動を実施する国際 NGOのセーブ・ザ・チルドレンおよび一般社団法人グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパンは、「子どもに影響のある広告およびマーケティングに関するガイドライン 2023年増補版」を3月1日発表する。同団体によると、高度化・複雑化するインターネット上の広告およびマーケティング活動は、とりわけ脆弱性の高い消費者である子どもに対してさまざまな影響を及ぼしており、日本広告審査機構(JARO)に寄せられるインターネット広告・表示に関する苦情は、テレビ広告・表示に関する苦情を上回っているという。そのため、2016年に策定された「子どもに影響のある広告およびマーケティングに関するガイドライン」(https://bit.ly/3Yckdob) に、最近のインターネット上の広告・マーケティングを取り巻く状況や課題を踏まえ、留意点などを追記したものを発表することになった。
主な追加点:
・「インターネットを利用した広告及びマーケティングの留意点」の項目および解説を追加
・広告の定義を昨今のインターネット環境を踏まえてより明確化
・広告制作時に利用できるチェックリストを追加
ガイドライン発表にあたり、「子どもに影響のある広告およびマーケティングに関するガイドライン 2023年増補版」の背景と概要を紹介し、各方面の有識者・関係者でディスカッションを行うイベントを開催する。
日時:2023年3月1日(水)16:00~18:00
形式:オンライン(ZOOMウェビナー)
参加登録:https://bit.ly/3jFKpbEよりお
定員:500名
共催:公益社団法人 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
一般社団法人 グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン
プログラム
1.開会
・共催者挨拶 公益社団法人 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン 事務局長 髙井明子氏
・来賓挨拶 消費者庁 長官 新井ゆたか氏
2.「子どもに影響のある広告およびマーケティングに関するガイドライン 2023年増補版」の紹介
・基調講演
「インターネットを利用した広告・マーケティングの世界的な動向と日本の状況」
一橋大学 名誉教授 松本恒雄氏
・基調報告
「子どもに影響のある広告およびマーケティングに関するガイドライン 2023年増補版」の概要
アドリーガル・オフィス代表 林功氏
3.パネルディスカッション
「インターネットを利用した広告・マーケティングが子どもにもたらす影響を考える」
・モデレーター:LRQAサステナビリティ株式会社 代表取締役 冨田秀実氏
・パネリスト:
NHK解説委員 今井純子氏
学校法人先端教育機構 事業構造大学院大学 学長/株式会社 宣伝会議 取締役 田中里沙氏
dentsu Japan サステナビリティ推進オフィス シニア・マネージャー/cococolor編集長 半澤絵里奈氏
プラン・ユースグループ 逸見萌依氏
セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン アドボカシー部長 堀江由美子氏
4.閉会
・共催者挨拶 一般社団法人 グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン 事務局次長 氏家 啓一氏
詳細・申し込みは下記から。
セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンHP:オンラインイベント「インターネットを利用した広告・マーケティングが子どもに及ぼす影響を考える」開催案内