本企画では、テレビ番組で放送されたお店や企業の情報から、マーケティングや販促といったテーマで役だつ内容をピックアップしてデイリーで紹介していきます。
すりながしスタンド だしとうまみ
(読売テレビ「かんさい情報ネットten.」1月10日放送)
「だしとうまみ」は京都の平安神宮近くに店舗を構える、すりながし専門店。すりながしとは、野菜や魚介類をペースト状にして、出汁でのばしたものを指す。家庭ではあまり馴染みのない料理に着目したことで、顧客に「今までにない、新しいもの」と認知されるようになった。通常すりながしはお椀で提供される食事だが、「だしとうまみ」では手軽さを重視。忙しくてもヘルシーにお腹が満たされるよう、栄養バランスにもこだわっている。スイーツのような華やかな見た目でありながら、健康に配慮したコンセプトが女性にフィット。また京料理レストランの料理長がメニュー考案に携わり、ブランドの信頼感を高めることに成功した。
・すりながしスタンド だしとうまみ
https://dashi-umami.com/
京都府京都市左京区聖護院円頓美町17 京都ハンディクラフトセンター東館2階
パンの店 Objet泉北店
(関西テレビ「よ~いドン!」1月10日放送)
大阪府堺市に、20年続く人気のパン屋がある。Objet(オブジェ)泉北店は、住宅街に溶け込んだ自宅兼パン屋だ。イートインスペースも備え、地元の人たちの生活に溶け込んでいる。訪れやすい雰囲気の理由として、ホームページに掲載している情報の多さが挙げられらる。パンの値段からカフェメニューまで、詳細に記述。来店前に多くの情報が手に入るため、顧客が「思っていた雰囲気と違う」といった感想を抱きにくく、結果的に高い満足度へとつながっている。さらにブログやInstagramなどで、店の”今”を伝えることにも注力。新規のお知らせ更新を継続することで情報に厚みが増し、親しみやすさや安心感を顧客に与えている。
・パンの店 Objet泉北店
http://cafe-objet.com/
大阪府堺市南区茶山台3-26-4
菓匠右門 菓子屋横丁店
(フジテレビ「ぽかぽか」1月10日放送)
小江戸と呼ばれる埼玉県・川越市の和菓子販売店、菓匠右門(かしょう うもん)。名物の「いも恋」は、1日1万個売れているという。7店舗ある直売所は全て埼玉県内に店を構え、そのうちの6店舗は川越市内に出店。観光客で賑わう川越市の名物になることで、「この地域でしか買えない」限定感を演出。菓子屋横丁店では、店頭に蒸し器を置いて「いも恋」を販売している。湯気に誘われて来店する顧客も多い。レトロな外観も相まり、観光客が非日常感を存分に味わえるのが人気の理由だろう。また気軽に食べ歩きができることも、購買行動の心理的ハードルを下げていると言える。
・菓匠右門 菓子屋横丁店
https://imokoi.com/
埼玉県川越市元町2-11-3