本企画では、テレビ番組で放送されたお店や企業の情報から、マーケティングや販促といったテーマで役だつ内容をピックアップしてデイリーで紹介していきます。

はっぴーだるま工房

(日本テレビ「news every.」11月24日放送)

東京都足立区でだるまの販売及び制作体験が行えるショップ。開運の縁起物として日本で古くから親しまれているだるまを、より一層気軽に飾れるよう工夫を凝らした商品展開となっている。店舗には特徴的な黒い眉とは異なり、金色で描かれた全体的に柔らかい印象を持つだるまが数多く並ぶ。色も一般的な赤色のみならず20色の中から選べる。マーブル模様、花飾り、ビーズなどで装飾されているものもあり、自分好みの1品を探せるところが魅力的だ。また、手作り体験の中には、塗装から自分で行うことができるペイントコースもある。これにより、だるまの丸いフォルムを活かして動物に寄せたり、顔を描いたりなどオリジナルの作品を作れる。注文も可能で、ノベルティやマスコット製作として企業からの依頼も受けている。店舗での販売・体験・オンラインショップや注文の受付など間口が幅広く設けられていることが様々な顧客獲得に繋がっているのだろう。

・はっぴーだるま工房
https://www.happydaruma.tokyo/
東京都足立区西新井 1-5-1中田ビル2階

あんかけ焼きそば南国酒家　東京駅店

(日本テレビ「バゲット」11月24日放送)

創業60年を超える老舗料理店が2022年10月28日に東京駅店をリニューアルオープンした。「あんかけ焼きそば」と店名に掲げるだけあり、メニューにもあんかけ焼きそばが数種類用意されている。とりわけ特徴的なのは盛りつけだ。こだわりの麺とあんは、それぞれ別皿に盛って提供している。つまり、注文者が自分であんを麺にかけて食べる形式になっているのだ。あんかけ焼きそばは、麺にあんがよくからまると食感が変わる。そのため、別皿に盛り付けられることにより、麺の硬さやあんとのからめ具合も自分好みで調整ができるようになっている。「あんかけ焼きそば」と店名にあることから、少なくとも顧客は食べたいものを絞っている状態であり、その中で自分がおいしいと思う一口を食べられるのは理想的だ。ひとりひとりの味わい方を考慮した工夫は、オフィス街にも近く来訪者も多い東京駅だからこそ顧客獲得の鍵になるといえる。

・あんかけ焼きそば南国酒家　東京駅店
https://nangokusyuka.co.jp/store/tokyo.htmlhttps://imadeya.co.jp/pages/corporate/?index=3#shops
東京都千代田区丸の内1-9-1　東京駅1階 グランスタ八重北食堂内