本企画では、テレビ番組で放送されたお店や企業の情報から、マーケティングや販促といったテーマで役だつ内容をピックアップしてデイリーで紹介していきます。
Rice Culture
(TBS「Nスタ」11月18日放送)
オーストラリアで味噌、麹などを生産し、販売している会社。味噌は、現地で有機無農薬栽培された原料を用いて、ゴールドコーストの工場で生産されている。同社の味噌は、シドニーで先月行われた食品展の保存食部門で、2年連続のチャンピオンに輝いた。同社は手作り味噌のワークショップを定期的に開催し、日本食や日本文化に興味がある人、レストランのシェフが参加している。地元レストランのシェフは、味噌の発酵技術をまだ食べられる食材に生かし、フードロス対策につながる可能性を模索していた。現地では、健康食ブームで和食の根強いファンも多く人気商品となっている。日本人が考えつかない料理を考案するシェフも増え、新たな顧客獲得にもつながっている。
・Rice Culture
https://www.riceculture.com.au/
無印良品 板橋南町22
(TBS「Nスタ」11月18日放送)
今月17日にオープンした無印良品の店舗。店名は、店舗の住所から名付けられ、地域への想いと検索の利便性が考慮された。関東最大級の売り場面積で、ほぼすべての商品がそろう大型店である。店舗のコンセプトは、普段使いのお店で地域密着の店舗。東日本初となるヘアケア商品の量り売りを行い、地域の商品を強化している。2階は、地元で採れた生鮮食品が売られる。「板橋のいっぴん」として、区が認定した地元で愛されている商品も販売される。また、地元のお弁当屋と共同開発したこの店舗でしか食べられない商品を提供している。出店場所の地域の方々と協力して、店舗の販売促進を行っている一例である。
・無印良品 板橋南町22
https://shop.muji.com/jp/itabashi-minamicho/#
東京都板橋区南町22-14
MEY TOKYO
(日本テレビ「ヒルナンデス!」11月18日放送)
東京都渋谷区の美容室。美容師全員が英語の接客が可能である。MEY TOKYOのオーナーであるHiroさんは、カット技術を磨くため、ニューヨークで3年間の修業を行った。滞在中、アメリカ人と日本人の考えの違いに気づく。アメリカでは、髪質はアイデンティティーと考え、多くの人々がクセ毛を楽しんでいた。帰国後、本来の髪質を生かしたカットの技術がSNS、口コミで話題になり、全国各地から指名が殺到する。以前、クセ毛に悩み縮毛矯正を行っていた顧客が、現在はクセ毛を生かした髪型の発信を行っている。日本ではあまり行われていない技術を用い、ここならではの価値を提供し人気となっている。
・MEY TOKYO
https://jp.meytokyo.com/
東京都渋谷区神宮前1-9-8 KI-438ビル 2F