販促の工夫で繁盛!情報番組で話題になった注目のお店まとめ(11月12日版)

本企画では、テレビ番組で放送されたお店や企業の情報から、マーケティングや販促といったテーマで役だつ内容をピックアップしてデイリーで紹介していきます。

HOSHIIMONO 100 Café

(フジテレビ「イット!」11月10日放送)

 

株式会社ほしいもの百貨が2021年5月に茨城県猿島郡境町にオープンした日本初の干し芋専門カフェ。店舗デザインは隈研吾氏。多種多様なスイーツやドリンクに干し芋が使用されており、店主のこだわりを感じる品が揃う。カフェだけではなく、厳選セレクトした干し芋やその加工品、雑貨の販売なども行っている。また、カフェのすぐ隣には干し芋の製造を行う工場がある。カフェが工場で生産された干し芋の直売所になっていることも特徴のひとつだ。干し芋や関連する商品をオンラインショップで販売したり、ふるさと納税の返礼品としても人気を博したりなど地域内外問わず顧客層を広げている。

・HOSHIIMONO 100 Café
https://www.hoshiimono100ka.com/
茨城県猿島郡境町1459-1

極味や

(日本テレビ「ヒルナンデス!」11月10放送)

 

福岡県発のハンバーグ専門店。休日にはオープンと同時に行列ができ、最長で90分ほど待つことも。それほど多くの人が足を運ぶきっかけとなっているのは、SNSでの写真だ。筆頭メニューの「極味やハンバーグステーキ」は、一般的なハンバーグ同様に楕円形。だが、見た目は他とは異なる。焦げ目がついているのは表面のみで、周囲は肉の赤身がそのまま残っている。これは、この店舗の一番の醍醐味である「顧客自身が鉄板でハンバーグを焼いて食べる」仕様に合わせているからだ。ハンバーグの珍しい見た目や、自分で焼いて食べるという新鮮な体験など、顧客が写真や動画に収めたくなる瞬間が多々ある。SNSの投稿数も増えやすいのではないだろうか。いまハンバーグブームとも言われ、2021年に都内で新しく作られたハンバーグ専門店は40店以上。「極味や」は東京で開店して3年、そのブームのさきがけともいえる店舗だ。

・極味や 渋谷パルコ店
https://www.kiwamiya.com/
東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコB1F

 

ABS卸売りセンター本店

(TBS「Nスタ」11月10日放送)

東京都足立区に店舗を構える小売店。価格高騰で買い手も売り手も苦しい状況の中、いくつかの工夫を凝らして安価な食料品を販売している。たとえば350mlのサラダ油は1本108円で売られており、小麦粉1kgは199円とまさに激安。この価格は、過剰在庫のギフトセットを大量に仕入れ、ばらばらにして1つずつ販売することで実現できている。その他にも、小さなメーカーの商品の仕入れも積極的に行う。価格はもちろんのこと、クオリティも重視して全国から仕入れをするため、安くて良質な商品が並んでいるのも顧客から選ばれる理由だろう。買い手の節約志向もより一層高まっているからこそ、まとめ買いやリピーターの獲得に繋がっている。

・ABS卸売りセンター本店
http://www.absya.com/index.htm
東京都足立区辰沼2-11-1

 

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