販促の工夫で繁盛!情報番組で話題になった注目のお店まとめ(11月7日放送分)

本企画では、テレビ番組で放送されたお店や企業の情報から、マーケティングや販促といったテーマで役だつ内容をピックアップしてデイリーで紹介していきます。

北海道うまいもの館ららぽーと新三郷店

(TBS「ラヴィット」)

抜群の品揃えを誇るアンテナショップ。とりわけ北海道産の海産物・農産物・酪農品を用いた加工製品が豊富だ。ジンギスカン・いかめし・焼きトウモロコシ・かにだしなど、800種類にわたる食品が並ぶ。中でも80品目に及ぶおつまみのラインナップは秀逸。じゃがチーズ・たこざんまい・ほっけの燻製など、北海道ならではの逸品を揃えて消費者の購買意欲をそそる。北海道でしか見られない御当地カップ麺も多彩。食材豊富な北海道の強みを前面に出し、「食」に特化した販売戦略を展開している。

北海道うまいもの館ららぽーと新三郷店
https://www.foodist.co.jp/shoplist/page/2/ 

 

ダイソー (日本テレビ「バゲット」)


100円ショップのチェーン店「ダイソー」のスキンケアアイテムが人気を博している。一人一人の肌の特性に応じた12種類の美容液や、自分の肌の色に合わせられるナチュラルメイクのファンデーション、9種類のモデリングマスクパックなど、安価でありながらも顧客の個別性に対応した品揃えを実現した。容器には肌チェックのサイトに飛ぶQRコードが付いていて、必要項目を入力すると、各々に応じたおすすめのコスメを教えてくれる。自然素材の珪藻土やCICA(保湿成分)を配合したスキンケアアイテムが、110円~220円という激安価格で提供されている。顧客に対する商品の個別最適化とコストパフォーマンスを両立し得た点がブレイクスルーの要因だと言えよう。

ダイソー
https://www.daiso-sangyo.co.jp/

 

ワークマン

(日本テレビ「ヒルナンデス」)

機能性に優れた衣料開発のノウハウを持つ作業服メーカーとしての強みを生かし、幅広い分野で躍進中のワークマン。ダウンジャケットと寝袋、ブランケットとポンチョなど、素材の共通化を図ることで、独自素材の大量生産によるコストダウンを実現。さらに群馬県伊勢崎に巨大倉庫を建設し、AIによって最適化された558店舗への製品仕分けをわずか1時間で行うという在庫管理の超効率化に成功した。アルミ素材を裏地に用いた保温性に優れるアウターや「着るコタツ」のキャッチフレーズを持つ多機能防寒具、穴が開いてもこすれば元に戻るリペアテックのダウンジャケットや形状記憶の軽量ニットなど、作業服メーカーならでの技術を駆使した高機能衣料を1900円~3900円のリーズナブルな価格帯で提供する。キャンプ用品やゴルフウェアの分野にも裾野を広げ、2021年の顧客体験価値(CX)ランキングにおいて星野リゾートに次ぐ第2位に輝いた。ネット注文・店舗受取システムで配送に伴うコストもカットしながら、顧客との直接的なやりとりも大切にする。合理性の徹底が結果として販促につながるという好循環が生まれている。


ワークマン
https://www.workman.co.jp/

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