本企画では、テレビ番組で放送されたお店や企業の情報から、マーケティングや販促といったテーマで役だつ内容をピックアップしてデイリーで紹介していきます。
BREW BOOKS
(日本テレビ「スッキリ」11月4日放送)
東京都の西荻窪周辺には、現在書店が14店舗存在している。書店が多い理由は、荻窪、西荻窪エリアは、明治から昭和にかけて多くの文豪が住んでいたからだと考えられている。BREW BOOKS は、2018年にオープンした。ここは独立系書店で、店主のこだわりでチョイスした本を並べるセレクトショップのような書店である。品ぞろえはエッセー、小説がメイン。書店の特徴として、月3000円で棚を1枠購入できるサービスがある。希望者は自分が好きな本を販売できる。本の売上げは100パーセント還元される。2階は休憩所となっており、1時間1000円で置かれている本が読み放題となっている。棚を提供し、一定の収益がある。
BREW BOOKS
https://brewbooks.net/
東京都杉並区西荻南3−4−5
ハンバーグ嘉
(日本テレビ「ヒルナンデス!」11月4日放送)
渋谷にあり、去年の12月にオープンした。粗びきの牛肉、細びきの牛肉の2種類の牛肉を独自にブレンドしている。カウンターだけのお店にしていることも工夫している点である。1番人気は牛たんハンバーグ食べ比べ定食で、牛たんハンバーグ2個とハンバーグ1個の食べ比べができることが人気となっている。代表の娘によると、「仕込める量が限られていて売り切れになり、夜11時までの営業時間まで営業できたことがない」という。そのため、食材の廃棄ロスが発生せず、損失を減らすことができる。材料をその日で消費させている戦略が功を奏していると言えよう。
ハンバーグ嘉
https://www.instagram.com/hamburg__yoshi/?utm_medium=copy_link
東京都渋谷区神宮前6-12-6 J-cube B棟 1F
セブンファーム富里
(TBS「ひるおび」11月4日放送)
イトーヨーカドーがJA富里市の津田博明氏と立ち上げた直営農場である。大きさは東京ドームとほぼ同じ広さ。SDGsのため、これまで捨てられていた野菜くずを、たい肥に利用している。店頭で集めた野菜くずをたい肥化施設へ運び、野菜くずと木のチップを混ぜて発酵させ、たい肥を作る。約90日間で完成する。栄養豊富で水分が多いため、土はやわらかくふっくらする。農場で収穫した野菜はスーパーに並べられ、規格外野菜も規格外野菜やドレッシング、ジュースとして販売される。材料が循環することによって、イトーヨーカドーの食品廃棄物リサイクル率は、2007年度の24.7パーセントから2021年度の66.9パーセントに上昇している。
セブンファーム富里
https://sevenfarm-tomisato.co.jp/
千葉県富里市七栄684