本企画では、テレビ番組で放送されたお店や企業の情報から、マーケティングや販促といったテーマで役だつ内容をピックアップしてデイリーで紹介していきます。

五木茶屋 嵐山本店

(TBS「ラヴィット！」11月1日放送)

京都・嵐山において食べログアクセスランキング一位を獲得したレストラン。店内がいつも観光客で賑わっている理由は、その内装だ。京都の街並みが見えるよう、大きな窓に面して席が配置されている。景観をバックに料理の写真を撮影できることから、SNSを中心に話題となった。看板メニューは「嵐山名物　五種食べ比べ膳」。名物を揃えることで京都ならではの”限定感”を提供し、観光客のニーズを満たしている。

・五木茶屋(いつきちゃや)　嵐山本店
https://itsukichaya.com/
京都府京都市右京区嵯峨中ノ島町官有地10

SUNCHAGO BURGERS

(関西テレビ「よ～いドン！」11月1日放送)

神戸を代表するショッピングストリート・元町に位置するハンバーガーショップ。客層は「7割～8割が女性」(西山円香さん・グルメライター)を占めている。女性にも入りやすいコンセプトが、買い物客が多い土地柄と上手くマッチングした例だ。物販にも力を入れており、オリジナルのステッカーやTシャツを作成している。ステッカーは欠品するほどの人気ぶり。ハンバーガーとファッションを融合させることでお店のファンを作り、集客に成功している。

・SUNCHAGO BURGERS(サンチャゴバーガーズ)
https://www.instagram.com/sunchago_burgers/
兵庫県神戸市中央区栄町通2-2-10

Lakshimi 神戸本店

(朝日放送テレビ「news おかえり」11月１日放送)

「極上はちみつ紅茶」シリーズで知られる、ラクシュミー。神戸本店では茶葉の販売だけでなく、ドリンクのテイクアウトも実施している。フラッと立ち寄れる空間を用意することで、来店客数を確保。同時に商品購買率をアップさせていると考えられる。さらに神戸本店の2階では紅茶教室を開催し、ブランド価値を高めているのも特徴だ。コースは初級レベルからソムリエクラスまで用意。顧客エンゲージメントを高めることで、高級紅茶店のイメージを築き上げた。

・Lakshimi(ラクシュミー)神戸本店
https://lakshimi.jp/
兵庫県神戸市中央区中山手通2-4-8

神農生活

(読売テレビ「かんさい情報ネット ten.」11月1日放送)

大阪のランドマークである超高層複合ビル、あべのハルカス。ビル内の近鉄百貨店は地域密着型を意識したことから、女性を中心とした地元客でにぎわっている。神農生活は台湾のライフスタイルショップとして、2021年4月にオープン。リアルタイムで人気の雑貨や食品を仕入れており、台湾の「今」が分かる。一方、台湾で長年愛されている食品や生活雑貨も豊富にチョイス。環境に配慮した素材や、シンプルなデザインを基調とした商品展開が女性客の心を掴んだ。

・神農生活(しんのうせいかつ)
https://shop.d-kintetsu.co.jp/shop/e/eG00-sl/
大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1−43
あべのハルカス近鉄本店 タワー館10階