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担当者が語るIRの現場

ベネッセらしさの見える化 統合報告書で意識

ベネッセホールディングス

従来の定型的な情報開示に留まらず、多様な方法で株主や投資家、アナリストに社の魅力を伝えようと試みる、IR実務担当者が登場します。

2021年の統合報告書。

ベネッセグループは、1955年福武書店として創業以来、教育、生活、介護・保育の分野で人のライフステージに沿った事業を展開しています。

企業理念であり、社名でもある「Benesse(よく生きる)」のもと、第1の柱として展開するのは、「教育事業」です。約250万人の幼児~高校生にお使いいただいている通信教育講座「進研ゼミ」「こどもちゃれんじ」や、「進研模試(年間累計受験者数約900万人)」「ミライシード(2021年採用校約8000校)」など、学校向けの商品サービスの提供、学習塾や英語教室の運営(生徒数約11万人)などを行っています。

また、1995年にスタートし、今日第2の柱となった「介護事業」においては、高齢者向け有料老人ホームを中心に展開。全国で340超のホームを運営し、約1万7000人の方にご入居いただいています。

当社は2014年に個人情報漏えいを起こし、お客さまの信頼を大きく失いました。信頼回復に努める一方で、教育政策の変更、いまだ続く新型コロナウイルス感染症やデジタル技術の急速な発展など、事業を取り巻く環境は大きく変化しています。

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