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海外アワードに見る 社会課題と向き合うクリエイターの発想

写真で見るカンヌライオンズ2022現地レポート

嶋野裕介、尾上永晃(電通zero)

今年3年ぶりにフランス・カンヌ現地で開催されたカンヌライオンズ。会場ではどのような雰囲気で、どんな催しが開かれていたのか。実際に現地を訪れた電通zeroクリエーティブディレクター嶋野裕介さんと尾上永晃さんに、写真と共にレポートしてもらいました。

博報堂が現地で開催したセミナーでの、木村健太郎さんの講演。毎年お話しされているので、プレゼンのつかみも、最後のチャーミングな締めくくりもバッチリで、拍手喝采でした。(嶋野、以下(し))

地下ではショートリストに入った作品のボードが展示されており、多くの人がじっくり見て写真を撮っていました。(し)

最終日の授賞式は満員!一番盛り上がっていたのは「Creative Marketer of the Year」を受賞したAB InBevの登壇。世界中から集まった社員たちのアグレッシブな様子と、CEOの素晴らしいスピーチ。新しいカンヌの主役の登場を感じさせました。(し)

会場で毎日配られる「LIONS DAILY NEWS」。その前日に発表された作品が紹介されているので、まずはこれをもらうことから1日が始まります。初日の表紙がまさかの日本語でビックリ。(し)

地下のパソコンでは、すべての応募作を見ることができます。カンヌライオンズの受賞作をまとめた公式サイト「The Work」だと微妙に元のものと違うときがあるので貴重です。朝イチに入ると澤本(嘉光)さんがすでに視聴態勢へ......すごい。(し)

日経のブースではゲストによる講演を毎日開催。新聞が大好きな私は「新聞とカンヌコミュニケーション」をテーマに話をしました。(し)

今年は受賞作においてゲームやメタバースが多かったです。セミナーでもゲームをテーマにしたものが人気でした。(し)

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