ライブ配信アプリを提供する17LIVE(ワンセブンライブ)が10月、ブランドムービー「人生は、いつもライブだ。」(45秒)を公開した。同社は9月にグローバルでブランドを統一し、新たな企業ロゴを発表したばかり。日本語版のほか英語・中国語のバージョンもあり、日本国内ではテレビCM(15秒・30秒)も放映している。演出は関根光才氏によるものだ。
ムービーでは疾走感あるカメラワークで、ライブ配信を楽しむさまざまな属性の人たちが描かれる。ダンスや歌、スケートボード、スカイダイビングなどを披露する人だけでなく、日常の食事やゲームに興じている人の姿も。あらゆるシーンに共通して登場する、17LIVEの赤いロゴも印象的だ。終盤にはネオンのように街中に赤いロゴがあふれ、「たった一度しか起こらない、編集されていないライブの瞬間があらゆる場所にある」と暗に伝えている。
「新しいロゴはスタジオなどでライブ(放映)中であることを示す“ON AIR”のマークがモチーフ。BGMや英詞もオリジナルで、17LIVEの新たなミッションステートメントである“『ライブ』テクノロジーを通して、人と人のつながりを豊かにすること。”を表現した世界観になっています」とブランドマネージャー 田中康太氏は説明する。
台湾でスタートしたサービスだが、9月には本社を日本へ移管した。現在、日本と台湾のほか香港、アメリカなどで事業展開しており、登録者数は全世界で5000万にのぼる。今回のムービーは同社初となるグローバル共通のブランド展開でもあり、電通とともにリブランディングのプロジェクトが進められた。ブランドムービーの企画制作もその一環で、電通、AOI Pro.が手がけている。
「新たなミッションステートメントを可視化し、グローバルで伝わる内容であることが重要でした。加えて、ライブ配信は才能のある特別な人向けだけのものではない。17LIVEは日常のすべての瞬間に寄り添い、楽しくて気持ちが高まるプラットフォームであるとエモーショナルな部分も伝えることができる内容にしてほしい、とお願いしました」(田中氏)。
今後の課題は、国内外でライブ配信というエンターテインメント自体の裾野を広げ、よりポジティブなイメージを増幅させていくこと。そのために田中氏が所属するブランドチームも2020年末に立ち上げたばかりだ。「ユーザーとのあらゆる接点のイメージを統一し、17LIVEのブランドエッセンスをグローバルで定着させていきたい」(田中氏)と展望を語っている。
スタッフリスト
- 企画制作
- 電通+AOI Pro.+TREE Digital Studio
- ECD
- 奥野圭亮
- CD
- 北田有一
- CD+AD
- 河合雄流
- デジタルディレクター
- 和泉興
- ストラテジーディレクター
- 奥村誠浩
- 企画
- 礒部建多、小西慶
- C
- 木下舞耶、小林麻里奈
- CPr
- 島朋子
- Pr
- 佐々木竜真、加藤久哉、田村香織
- PM
- 八木田夏実、鈴木彩花、櫻屋優志
- 演出
- 関根光才
- 撮影
- 光岡兵庫
- 照明
- 溝口知
- 美術
- 柳町建夫
- CG
- 山田悠生
- 編集
- 瀬谷さくら(オフライン)、木村仁(オンライン)
- カラリスト
- 亀井俊貴
- 音楽
- 松宮聖也
- MIX
- 清水天務仁
- SE
- 柳原利正
- CAS
- 堀内みずき、及川恵
- ST
- Remi Takenouch
- HM
- EBARA
- CRD
- 下河原阿理
- 車両
- ケトル
- NA
- 佐藤栞菜
新着CM
-
コラム
広報PRパーソンの「スキルマトリックス」をつくってみた、という話
-
AD
宣伝会議
【広報部対象】旭化成のグローバル社内イベント成功事例を紹介
-
クリエイティブ
「HCC賞」(北陸コピーライターズクラブ)グランプリに、木下芳夫・手代木聡氏によ...
-
クリエイティブ
クリエイターの仕事と役割はどう変わる?――『ブレーン』6月号発売中
-
AD
マーケティング
熱狂的なファンダムへアプローチ!これからのインフルエンサーマーケティングの作り方
-
販売促進
文藝春秋が期間限定オープン 販売部数が最大16倍の「本音屋」 とは
-
特集
「宣伝会議賞」特集
-
人事・人物
【人事】電通(2024年6月1日付、7月1日付)
-
広報
就活の意識調査、学生が参考にする企業コンテンツは「3カ月以内」に更新されたもの